【保険の歴史】保険の起源っていつなの??
社会人になって、保険というものを初めて考え始め、本当に知るべきこと・考えるべきことが多すぎて途方に暮れています、、
で、究極的な部分を疑問に思いました。
「そもそも保険ってなに?」って、、
昔からそうなんですが、何かを調べるときは定義とか歴史を調べたくなってしまう病気なのですよ、、
今回も、まさにそれが発病してしまいましたね、、笑
そんなこんなで調べてみました、、
「保険とは?」をめちゃくちゃ抽象的に(笑)
まず、辞書にはどのように書かれているのでしょうか
ネット辞書のブリタニカ国際百科事典には次のように書かれていました。
「偶然的事故の発生にそなえて最小の費用を事前に負担することによって,事故発生の際の経済的保障を達成するための経済的社会的制度。」
まぁ、予想通りの結果ですね。
最小の費用かは人によって判断が別れるとは思いますが、
「お金をちょっとずつ払って、”もしも”のときに備える」ってことですね、、
じゃあ、なんで保険って生まれたんだろう??
現代と違って、昔は病気になる確率、死亡する確率、事故にあう確率が比較にならない程高かったことは容易に想像できます、、
災害被害も海賊・山賊被害もあって、おそらく一回の損害が凄くて、それが頻繁に起こってたんだろうな〜、、
だから、多分昔の人って、今の人よりも何倍も保険を必要としていたんじゃないかなーって思いました。
やっぱりそうでした、保険は割と昔から存在していました!!
世界の最初の保険
保険の原型と言われているものは紀元前300年程前の「冒険貸借」というものらしいです!!
これは、海賊や災害により船の積荷が無くなってしまうことがよくあった時代に、海運業者が金融業者にこれらの積荷を担保にお金を借り、もし積荷が無事だったらその借入金に利息をつけて返済し、もしその積荷無くなったら返済の義務がないというものです。
本当に、昔の人もこんなよく出来た仕組みをよく考えますよね、、笑
上の保険は現在でいうところの「海上保険」ですが、生命保険はいつから始まったのでしょうか??
それは、中世ヨーロッパの諸都市で発達した「ギルド」という同業組合であると考えられているらしいです。ギルドでは、組合員に一定の組合費を払ってもらい、積み立てをし、それを仲間の葬式代や遺族の生活保障、病気や事業の失敗の救済等のためにも使われていたそうです、、
その結果、ギルドが生命保険の始まりであるといわれることもあります。
つまり、当初は保険に入るという意識ではなく、組合費などを「積み立てて」そして、それを組合員の「万が一のときのために使う」という感じだったみたいですね、、
では、日本の保険っていつ始まったの??
日本で始まったのは、割と最近で、あの福沢諭吉が著書「西洋旅案内」で西洋の近代的な保険についての知識を紹介したそうです。
その後、明治14年(1881年)に福沢諭吉の門下生である阿部泰蔵が日本初となる保険会社「明治生命」を創設しました。
日本は、やっぱり欧米からの輸入でしたね、、
予想通りやけど、ちょっとショック(笑)
そんなこんなで、世界中に広がっていった保険のシステム。
でも、もともとは「助け合いの精神」から生まれたものらしいです、、
素晴らしいですね
昔に比べて、価値観 が多様化した現代においては、あらゆる人があらゆるモノに対してリスクを背負っています。
それは、身体・生命・所有物だけではなく、教育・証券・建造物 ・子供など本当に人生に関わるもの全てだと思います、、
だからこそ、保険自体も多様性を帯びてきました。
自分にとってどのリスクが最も大きく、影響度が高いのか。これを分析せずして保険を選ぶことは出来ないのではないかと思います。
だから、次回の記事においては、どのようなリスクが人生においてあるのか。その大きさはどの程度で、それが人生においてどの程度の影響度を持つのか。
「リスク分析」をしたいと思います。