【解雇、病気、所有物の損失】人生のリスクを徹底分析②
こんにちは!
前回、人生において考慮すべきリスクは、「死亡、事故、解雇、所有物の損失」があると書き、その中でも死亡と事故のリスクを分析しました。
今回は、残りの「解雇、病気、所有物の損失」について分析していきたいと思います。
1、解雇に関するリスクについて
解雇とは、会社から退社させられることであり、現在のコロナウィルスの状況下では多くの人がこのような状況下に置かれているのではないかと考えられます。
まずは、解雇による経済リスクについて、、
ここでは2つのことを考慮する必要があります。
1つ目は、失業手当・保険。
2つ目は、個人がもつ能力(将来性)。です。
まず、1つ目の失業手当・保険については、元が正社員であれば雇用保険に加入しているはずなので、失業した際は手当を受け取ることができます。
その期間は約90日〜330日間で、支給額は1日あたり前職の給与額の45〜80%らしいです。
そして、2つ目の個人がもつ能力については、再就職の見つけやすさに繋がります。
当然ですが、個人の能力(将来性)が高ければ高いほど、再就職先を見つけることは容易になります。
つまり、個人の能力(将来性)が十分にある場合は、失業期間も短くなり、リスクはほとんど無いと言えるでしょう。
また、能力(将来性)に不安がある場合でも、失業保険があるので、その期間に仕事を見つけることができれば、リスクとしては小さいと考えられます、、、
給付期間も約90日間〜330日間あるので、その間にどこかしらの最終職先を見つけることは比較的容易であると考えられます。
2、病気に関するリスクについて
病気とは避けることができないものであり、全員が等しく持っているリスクです。
仕事の能力を上げることはできても、体の病気に対する耐性を上げることは容易ではありません。
では、具体的に病気によってどのようなリスクが発生するでしょうか。
それは、大きく分けて「治療費、入院費、減収」が上げられるでしょう。
まずは、治療費と入院費について。
これらは、健康保険により個人は実際の治療費の3割負担になります。
では、1ヶ月で200万円の治療費が発生した場合は、60万円ものお金を払わなければいけないのか、というとそうことではありません。
健康保険には負担額に上限があるので、1ヶ月あた最大約8万円の負担になります。
つまり、治療費と入院費について発生するリスクは、1ヶ月あたり最大約8万円ということになります。。
では、減収について。これは企業にもよりますが、病気で休職した場合、復職できるケースが多いのではないかと考えられます。
もちろん、その間の給料もある程度は会社が保証してくれると考えられます。
つまり、入院により発生するリスクは意外と大きくないということが判断することができます。
3、所有物の損失に関するリスクについて
私たちはお金を払ってあらゆるものを購入しています。つまり、自分の所有物とは、自分の資産ということもできるでしょう。
その資産が大きければ大きいほど、物損による損失は大きくなってしまいます。
代表的なものでは、「家」は個人がもつ最も大きな資産になるでしょう。
しかし、逆に自分がもつ所有物の中で、数百万以上の価値をもつものは非常に少ないと考えられます。つまり、ほとんどのものが数千円〜数万円でしょう。
現代社会においては、現金という資産も銀行という安全な場所に保管されており、「家」が盗まれるというケースはほとんどありません。
地震などによる倒壊も、現在の建築基準で作られたものであればそれほど心配する必要はないでしょうし、火事の場合は、相手からある程度の賠償金を請求することができるでしょう。また、そもそも賃貸であれば、「家」に関してなんのリスクもありません。
つまり、物損に関しては、貴重品の管理をしておけば、そのリスクを限りなく減らすことができ、かつもし発生したとしても、そのリスクは比較的小さいものであると考えられます。
ここまでで紹介した通り、「解雇、入院、所有物の物損」については多少のリスクはあるものの、その発生確率と発生した時の自分の人生への影響度を考慮したとき、それほど大きなものではないと考えられます。
次回の記事では、ここまでで分析したリスクに対して、どのような種類の保険があるのかを紹介したいと思います。